【ランキング】黄金に輝くアメリカンスタイルラガー!IBC2023_award受賞作のご紹介

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世界中で愛されるビールスタイルの一つ

アメリカンスタイルラガーは、軽快な飲み口と爽快な苦味が特徴で、どんな料理にも合わせやすいのが魅力です。2023年に石川県金沢市で行われたIBC(International Beer Cup)で、金賞・銀賞・銅賞を受賞した3つのビールは、世界中で愛されるビールの一つと言えるでしょう。
IBC2023石川で輝いた3つのビールを、醸造所の特徴とスタイル、色合いを中心に詳しくご紹介します。

インターナショナルビアカップ

インターナショナル・ビアカップは、日本地ビール協会が主催する、日本最大級の国際的なビールコンテストです。
プロのビアテイスターが厳正に審査し、優れたビールを表彰します。24の国と地域から537種類のビールが応募され、プロの厳正な審査の結果、クラフトビール各種類、スタイルによる金賞、銀賞、銅賞が決定いたします。

アメリカンスタイルラガーの魅力とは・・ 

アメリカンスタイルラガーは、淡い黄金色に輝く、下面発酵のラガービールです。アメリカ発祥で、爽快な飲み口と軽快な味わいが特徴です。19世紀後半、ドイツのピルスナーをベースに、アメリカ産のホップや副原料を用いて誕生しました。ヨーロッパのラガーよりも軽快で飲みやすく、アメリカ国民に広く愛されるビールとなりました。苦味が少なく、麦芽の優しい甘味とホップの爽やかな香りが特徴です。軽快な口当たりとキレのある味わいは、暑い日やリフレッシュしたい時に最適です。軽快な味わいのアメリカンスタイルラガーは、ハンバーガーやピザなどの軽食はもちろん、バーベキューやスパイシーな料理との相性も抜群です。

軽快な口当たりとキレを楽しめる受賞作はこちら

引用:https://www.wrenhousebrewing.com/

金賞は、黄金色に輝く美しいラガー

金賞:Wren House Brewing Co. Valley Beer

Valley Beerは、Wren House Brewing Co.の代表的なアメリカンスタイルラガーです。厳選された麦芽とホップを使用し、伝統的な醸造方法で丁寧に造られています。

醸造所の特徴

Wren House Brewing Co.は、アメリカ・オハイオ州にあるクラフトビール醸造所です。アメリカ・ウィスコンシン州にある家族経営の醸造所。地元の素材にこだわり、高品質なビールを醸造し、評価を得ています。

スタイルと色合い

Valley Beerは、黄金色に輝く美しい色合いをしています。グラスに注ぐと、きめ細やかな泡が立ち上り、華やかな香りとともに爽快な苦味が感じられます。一口飲むと、麦芽の甘みとホップの苦味が絶妙なバランスで口の中に広がります。軽快な飲み口と爽快な後味が特徴で、どんな料理にも合わせやすいのが魅力です。

  • 麦芽の風味とホップの苦味がバランス良く調和
  • きれいな黄金色
  • しっかりとした苦味とコク
  • 爽快な後味

銀賞は、韓国発!淡い黄金色をした爽快なラガー

引用:https://company.lottechilsung.co.kr/eng/brand/kloud/

銀賞:Lottechilsung Beverage Kloud Draft

銀賞を受賞した、「Melges Speed Star」は、ヨットレースの興奮と情熱をイメージして造られたビールです。ラベルには、同社が所有するヨット「Melges 24」が描かれており、海とヨットを愛する人々の想いが込められています。

醸造所の特徴

Lottechilsung Beverageは、韓国最大の飲料メーカーであるLotte Chilsung Beverageのクラフトビール部門です。2014年に設立された比較的新しい部門ですが、革新的な技術と伝統的な醸造方法を融合させたビールで高い評価を得ています。定番商品から季節限定商品まで、幅広いスタイルのビールを開発しています。スタイリッシュなデザインの缶や瓶を採用し、若い世代からも支持されています。

スタイルと色合い

Kloud Draftは、淡い黄金色をしたアメリカンスタイルラガーです。きめ細やかな泡立ちと、華やかな香りとともに爽快な苦味が感じられます。麦芽の甘みとホップの苦味が絶妙なバランスで口の中に広がります。軽快な飲み口と爽快な後味が特徴で、どんな料理にも合わせやすいのが魅力です。

  • 軽快な口当たりと爽快な飲み心地
  • 淡い黄金色
  • 華やかな香りと柑橘系の風味が特徴
  • 軽やかな苦味

銅賞は、日本酒の酒粕を原料としたラガーが入賞

引用:https://www.swanlake.co.jp/

銅賞:株式会社天朝閣 瓢湖屋敷の杜ブルワリー
Koshinomai Koshihikari Shikomi

日本の株式会社天朝閣が手がける瓢湖屋敷の杜ブルワリー Koshinomai Koshihikari Shikomiは、日本産の米「コシヒカリ」を一部使用したユニークなアメリカンスタイルラガーです。日本酒の酒粕の旨味とコクが特徴的で、フルーティーな香りも楽しめます。

醸造所の特徴

瓢湖屋敷の杜ブルワリーは、1997年、新潟県五頭山麓金屋の豪農、五十嵐邸に地ビール蔵を開設。地元の食材を使った個性的なビールを造っています。2023年IBC銅賞受賞という栄誉は、Koshinomai Koshihikari Shikomiの革新性と確かな味わいを証明するものです。日本酒の酒粕を原料としたビールとしては初の快挙であり、その独創性と美味しさが世界から認められました。

スタイルと色合い

瓢湖屋敷の杜ブルワリー Koshinomai Koshihikari Shikomiは、淡い黄金色をしたアメリカンスタイルラガーです。きめ細やかな泡立ちと、華やかな香りとともに爽快な苦味と米由来の甘味が感じられます。
酒粕の旨味とフルーティーな香りが織りなす至福の味わいは、世界からも評価されています。

  • 米由来の甘みとコク
  • 琥珀色
  • 米の旨味とホップの苦味が調和
  • しっかりとした飲みごたえ

まとめ

味わいの秘密

アメリカンスタイルラガーの要素によって独特の味わいを生み出しています。

  • ホップ: 柑橘類や草のような爽やかな香り
  • 副原料: コーンや米の使用により、軽快な口当たり
  • 低温発酵: クリーンでキレのある味わい

受賞した3作品ともそれぞれ個性豊かな味わいが特徴です。ぜひ飲み比べて、自分好みのアメリカンスタイルラガーを見つけてください。


記事運営:オリエンタルブルーイングについて
お酒の美味しい北陸、石川県金沢でクラフトビールと蒸留酒を造っています。美味しい軟水と地域の素材を生かし、ここにしかない 北陸のお酒「ローカルで、ユニーク。」を目指します。金沢にお立ち寄りの際は、ぜひオリエンタルブルーイングのクラフトビールをお試しください!
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